日本民間放送連盟加盟の放送局およびNHKは、「視聴者にやさしい放送」を実現するため、ラウドネス運用基準 TO32 を導入しました。現在では、テレビ放送に加え、OTT業者ごとの基準に基づき、インターネット上の映像ストリーミング配信でもラウドネス管理が行われています。
eFF は、放送業界のデファクトスタンダードである MXF OP-1aビデオファイル や 4K対応XAVC Class300、OP-Atomの完パケ素材、AIFF・BWF・WAVなどの非圧縮オーディオファイルを読み込み、ARIB TR-B32をはじめ、各国・各種ストリーミング向けのラウドネス規格へ適合させる ことができる高性能ラウドネスツール
一般的な ラウドネスメーターやNLE付属の測定オプション がリアルタイム処理(素材の長さ分の時間)を必要とするのに対し、eFF は ファイルの読み書きにかかる時間内で測定・補正を完了
これにより、時短・簡単・正確 なワークフローを提供
eFF には以下の 3つのモデル を用意
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Measure:測定のみを行うモデル
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Comply:測定と補正をオペレーターが手動で実行するモデル
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Comply Watch Folder:ウォッチフォルダ機能を利用し、測定から補正までを自動化するモデル
シンプルかつ高精度なラウドネス管理を実現する eFF が、放送・配信業務の効率化を強力にサポートします。

MXF 4K 1,100mbpsベンチテスト
ウオッチフォルダ動作紹介
特長
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WindowsあるいはMAC OS上で動作するビデオとオーディオのファイルベース・ラウドネス測定・補正ソフトウェア
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10倍速以上で測定と補正を実施
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eFF Measure(測定のみ)、eFF Comply(測定と補正)、eFF Comply+(測定補正をウォッチフォルダ動作)の 3機種をラインナップ
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ARIB TR-B32にプリセットの他、各国の規格、ストリーミング用プリセット装備。
プリセットのリセットのカスタマイズが可能
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MXFフォーマット(XAVC、XDCAM HD422/420)、MOV、LXF、GXF、MPEG-PS、WAVとAIFFオーディオフォーマットに対応 *詳細は対応フォーマット表を参照
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PanasonicP2 (OP-Atom)とDolby™ E にオプションライセンスで対応
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タイムコードを指定し区間測定と補正が可能


対応フォーマット
ソフトウェア機能 *はVer.7以降更新された内容
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TO32運用基準改定に合わせた測定基準にBS.1770-3を採用*
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10秒未満の素材における測定性精度の向上*BS1770-3によるもの
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TruePeak測定精度が±0.2 dBTP未満へ向上し、オーバロードを厳格化*
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手動読込み、バッチフォルダによるビデオファイルのラウドネス自動測定と結果出力
(インテグレーティッド・トゥルーピーク・ラウドネスレンジ・最大PPM値)
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ヒストグラム表示(インテグレーティッドとPPM)
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各種音声モード対応(Lモノ・シングルステレオ・デュアルモノ・デュアルステレオ・5.1+S)
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ヒストグラム表示(インテグレーティッドとPPM)
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減衰とノーマライズによる補正を自動化* (減衰のみ、あるいはノーマライズのみの選択も可能)
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XMLフォーマットリポート生成*
機種別機能比較
